佐々木道場U

2004.01.10 参加者3名

歴史的画期的記念碑的な第一回佐々木道場から実に2年もの歳月を経て、遂に実現した第二回佐々木道場。前回を凌駕する濃密さの形容無比な空間が、確かにその6時間の中に生まれ、我々は体験したのであった。
今回も簡単な報告を以下にまとめたので御笑覧いただければ幸いである。

参加者は予定より1名減って3名。
このような企画の性質上止むを得ないことではあるものの、おれ以外は自他共に認める佐々木歌いの2人であるため、それだけでも十分なプレッシャーである。更に悪いことに風邪気味で喉の調子が悪いという最悪のコンディション。ただでさえ苦手な佐々木歌唱をこの状態でこのメンツ相手に6時間持ちこたえられるだろうか...?

そうして迎えた当日1/10土曜日、パセラ池袋本店。
それぞれの想いを胸にササキストが集う。
待ったなしガチンコ勝負の6時間。まずは恒例ギブ敵手からスタート!!

ジャンケンによる順番決めは当然勝った人から時計回り。
「ジャーンケーン...」グー・グー・グー
「あーいこーで...」グー・チョキ・チョキ ...おれからだ!!!

回る回るよギブは回る〜♪なんて歌は思い出さなかったけれども、淡々と、粛々と、訥々とただ一曲の歌が延々とひたすら繰り返されていく空間...嗚呼この感じ、妙に懐かしい。あれから2年も経ったのか...と感慨が湧いてくる。それにつけても我が歌唱の進歩のなさよ。いや、全くないわけではない。あの当時よりも佐々木歌唱としては少しはマシになっているのではないか?そうだ、トータルでは進歩しているはず。その変化は微々たるものかもしれないが、それでも進歩は進歩。 だが何故この歌をもっと納得いくように歌えないのだ?おれは苦しんでいる。喘いでいる。のたうちまわっている。一方で、C氏も苦しんでいる。D氏も苦しんで...え?バグズライフに注意を殺がれてる?(笑)...でもきっと悩んでいる(はず)。そう、時間と場所を共有しひとつ流れの中にありつつも、各自孤独に内省的に自らの理想と歌唱とのギャップと戦っているのだ。問いかけているのだ。そして時々他人の歌唱とも比較するのだ。シミュレーションの素材とするのだ。考えて歌って聴いて、また考えて歌って聴く、その繰り返し...。

途中で小休止とるつもりだったのが、気がつくと10周してしまっていた。
果てしなく長く感じつつも、実際には短かった1時間半。
ここでやめる手もあったのだが、なんと我々はもう1周まわした。その1周をまわすという気持ちこそがギブ敵手へ臨む者のそれであり、佐々木道場に臨む者のそれなのだ...。
こうして今回のギブ敵手は11周で終了。1人11回、全体で33回も「好敵手」が流れ歌われたことになる。ちなみに前回は30回だったので、記録更新(^^;

続いてフリー選曲コーナーへ。

実は今回の参加者3人とも、心密かに決意して臨んでいたことがあった。
C氏は菊池曲封じで尚且つ前回の道場で自身が歌った曲とか被らない選曲というもの。前道場から2年間自分が歌い込んできたものの総決算の意味も込めて、という部分もあったらしい。
D氏は苦手な佐々木バラード曲への挑戦。
そしておれは佐々木レパの拡大...つまり新しく仕込んだ曲中心。前回の体たらくの記憶はトラウマに近いものがあったので、当然その克服も兼ねて。

下にある歌唱曲一覧を見ていただければ、実際どんな曲が歌われたかがわかる。
前回の佐々木道場の一覧と比較してもらってもわかる通り、この2年間の間に各々の佐々木志向がより一層強化された事実が明白で、誠に頼もしい限り。

そのせいもあってか、前回よりも被りを避ける傾向があって(ナンバーワンよりオンリーワン?・笑)好敵手を除けば、26周目の2曲だけが重複曲となった。
しかし、その2曲が海神と10年の賦というのがなんともはや。
前回にはなかったこの2大作が今回は被るまでになったということだけでも楽しいではないか。おかげで全体の曲数が減ったのだということもあるにしろ。
実は D氏も海神を仕込んできていたということだったので、いっそ歌ってもらって、全員がフリーで同じ曲を選曲したことになれば、それもまた面白かったのかもしれない。

今回2回目をやって感じたことだが、選曲の流れ(繋がり)はやはり必然的に発生することがあってこれを追求するのも面白いなと。悪循環でドツボにはまる危険性はあるものの、それを断ち切る勇気も養うという意味で(^^;
そして、敢えて相手のレパートリーをぶつけて行く挑戦的な姿勢も必要だと強く感じた。そこから「返し」が発生したり「連荘」になったりしていくのも面白いだろうなぁ。今回の「返し」は10ターン後という時間差があったけれど、これをもっと詰めてやってたら違った緊張感が生まれたかも。
そういう一種のゲーム性が加わることで道場としての意味合いも強まるのではないかと思うがどうか?
また、前回からよりレア曲志向になった部分については、今後はやはり王道も大事にしたいと思ったりもする。これについては回を重ねることで自然とそうなっていくと思うから心配はしていないけど。
次回は上記のようなことを踏まえてちょっと違った作りになるかもしれない。
そうそう、この佐々木道場だけど2年おきに開催されることに決定したので、次回は2006年になる予定。毎年やるより気合が入るはず。その代わりじゃないけど、佐々木以外の企画ものをやるので、是非そちらも参加されたし。

最後に、ここで今一度言いたいのは、佐々木道場は佐々木歌唱が上手な人のための特殊な企画ではないということ。上手下手ではなく、佐々木歌唱を自分なりに実践したいと考えるシングライカーのためのものなのだ。
実際おれは佐々木歌唱は下手だし、ほとんど出来ないといってもいい。唯一なんとかなるのは今回歌った「ターミナル」ぐらいのものだ...。それでも佐々木曲は好きだし歌いたいし、歌うからには佐々木っぽくやりたい。だからこその道場である。そんな気持ちの人が他にもいたら、是非次回道場にはエントリーして欲しい。おれは待っている。本気で待っている。切実に待っている。
正直、話のネタのためだけにでも参加する価値はあると思うし...(苦笑)。

それではまた次回の道場でお会いしよう!アディオス!
おっともうひとつ。今年も歌うぞー!!うおおおおおお!!!
 

佐々木道場U 全歌唱曲一覧

※参加者をそれぞれK、D、Cとして表記する

---1R---
 ・01.(K) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・02.(C) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・03.(D) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)

---2R---
 ・04.(K) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・05.(C) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・06.(D) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)

---3R---
 ・07.(K) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・08.(C) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・09.(D) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)

---4R---
 ・10.(K) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・11.(C) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・12.(D) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)

---5R---
 ・13.(K) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・14.(C) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・15.(D) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)

---6R---
 ・16.(K) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・17.(C) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・18.(D) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)

---7R---
 ・19.(K) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・20.(C) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・21.(D) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)

---8R---
 ・22.(K) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・23.(C) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・24.(D) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)

---9R---
 ・25.(K) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・26.(C) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・27.(D) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)

---10R---
 ・28.(K) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・29.(C) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・30.(D) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)

---11R---
 ・31.(K) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・32.(C) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)
 ・33.(D) 好敵手(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)

---12R---
 ・34.(K) 風の呼ぶ声(原野行〜旅人たちの伝説〜 オリジナル)
 ・35.(C) ウルトラセブンのバラード(ウルトラセブン1999最終章 より)
 ・36.(D) 青い地球(銀河鉄道999 ED)

---13R---
 ・37.(K) ターミナル(佐々木功/デイドリーム オリジナル)
 ・38.(C) 雪の慕情(オリジナル)
 ・39.(D) よみがえれ歩き出せ〜ジョーの歌〜(科学忍者隊ガッチャマンII 挿)

---14R---
 ・40.(K) 夢のスリーナイン号(銀河鉄道999 挿)
 ・41.(C) 今日という日は(走れクラウス より)
 ・42.(D) よみがえれ飛雄馬(新巨人の星 ED)

---15R---
 ・43.(K) HYUMA COME BACK(英語版ささきいさおアニメヒットを歌う/新巨人の星 ED)
 ・44.(C) 銀河の煌(銀河鉄道物語 ED)
 ・45.(D) 古代とヤマト(宇宙戦艦ヤマト完結編 挿)

---16R---
 ・46.(K) ヤマトの賦−海神−(宇宙戦艦ヤマト完結編 挿)
 ・47.(C) ヤマト10年の賦(宇宙戦艦ヤマト10周年記念盤 オリジナル)
 ・48.(D) 黄身なしでは(半熟英雄対3D 挿)

---17R---
 ・49.(K) どんどんどん(おかあさんといっしょ オリジナル)
 ・50.(C) 走れ!青春(走れメロス OP)
 ・51.(D) いざ行け!ロボット軍団(決戦!大海獣 OP)

---18R---
 ・52.(K) GO!GO!甲児(UFOロボグレンダイザー 挿)
 ・53.(C) 正義のロボット ゲキ・ガンガー3(ゲキ・ガンガー3熱血大決戦!! 挿)
 ・54.(D) おまえがえらんだ道だから(激走ルーベンカイザー ED)

---19R---
 ・55.(K) そいつは俺だジャンクーゴ(SF西遊記スタージンガー 挿)
 ・56.(C) ジャッカーマシンロック(ジャッカー電撃隊 挿)
 ・57.(D) ゲッターロボ!(ゲッターロボ OP)

---20R---
 ・58.(K) カムオンゲッター1,2,3(ゲッターロボ 挿)
 ・59.(C) 勝利のVだ!ゲキ・ガンガーV(ゲキ・ガンガー3熱血大決戦!! OP)
 ・60.(D) 真っ赤なスカーフ(宇宙戦艦ヤマト ED)

---21R---
 ・61.(K) いま斗いの陽が昇る(仮面ライダー8人ライダーVS銀河王 挿)
 ・62.(C) 銀河鉄道は遥かなり(銀河鉄道物語 OP)
 ・63.(D) 大空魔竜ガイキング(大空魔竜ガイキング OP)

---22R---
 ・64.(K) ガイキングはおれだ(大空魔竜ガイキング 挿)
 ・65.(C) NONSTOP DREAMER(SFX冒険活劇ビデオ スターヴァージン オリジナル)
 ・66.(D) もえる愛の星(宇宙円盤大戦争 挿)

---23R---
 ・67.(K) 地球はやっぱりすばらしい(宇宙鉄人キョーダイン 挿)
 ・68.(C) 遠い空のボレロ(英霊たちの応援歌〜最後の早慶戦〜 より)
 ・69.(D) 戦え!宇宙の王者(宇宙円盤大戦争 OP)

---24R---
 ・70.(K) 宇宙母艦ジャスダム(惑星ロボダンガードA 挿)
 ・71.(C) さがしに行かないか(超合体魔術ロボギンガイザー ED)
 ・72.(D) 超常スマッシュ!ギンガイザー(超合体魔術ロボギンガイザー OP)

---25R---
 ・73.(K) 闇を行く(原野行〜旅人たちの伝説〜 オリジナル)
 ・74.(C) ぼくらのウルトラマン(ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団 より)
 ・75.(D) 星のペンダント(ヤマトよ永遠に 挿)

---26R---
 ・76.(K) ヤマト10年の賦(宇宙戦艦ヤマト10周年記念盤 オリジナル)
 ・77.(C) ヤマトの賦−海神−(宇宙戦艦ヤマト完結編 挿)
 ・78.(D) MAZINGER Z(英語版ささきいさおアニメヒットを歌う/マジンガーZ OP)

---27R---
 ・79.(K) Z THEME(英語版ささきいさおアニメヒットを歌う/マジンガーZ 挿)
 ・80.(C) デイドリーム(佐々木功/デイドリーム オリジナル)
 ・81.(D) 愛の勇者たち(ザ・ウルトラマン ED)

---28R---
 ・82.(K) もう一度二人(佐々木功/デイドリーム オリジナル)
 ・83.(C) ガッチャマンの祈り(科学忍者隊ガッチャマンII 挿)
 ・84.(D) ガッチャマンファイター(ガッチャマンファイター OP)

---29R---
 ・85.(K) はばたけ飛雄馬このときに(新巨人の星 挿)
 ・86.(C) ヤマトよ永遠に(宇宙戦艦ヤマトIII ED)
 ・87.(D) テレサよ永遠に(さらば宇宙戦艦ヤマト 挿)

---30R---
 ・88.(K) 友よ友よ(走れメロス ED)
 ・89.(C) スペードエース若き獅子(ジャッカー電撃隊 挿)
 ・90.(D) いつか、花も咲くだろう(ジャッカー電撃隊 ED)

---31R---
 ・91.(K) ジャッカー愛のテーマ(ジャッカー電撃隊 挿)
 ・92.(C) 戦え!半熟英雄(半熟英雄対3D OP)
 ・93.(D) がんばれ!宇宙の王者(宇宙大帝ゴッドシグマ OP)

 

佐々木道場U 参加者からのコメント

From DANさん ___________________________

 こんにちは、ギブ敵手の最中にバグズライフ見てた不届者のDANでございます。毎度の事ながら、中身の充実したイベントを催して頂いて、誠に感謝感謝ですな。
 非常にストイックに歌唱に取り組む道場なんで、自分もそれなりに厳しい条件を設定して行ったんですが、案の定途中でグダグダになってしまい、後半がやや惰性になってしまいました。やっぱ自分にとってバラード縛りは相当キツかったようです。

 もともと私は大雑把なO型で、細かいことにあまり頓着しない性格。ゆえに「いざ行け〜」のような曲では、細かい部分のいい加減さを勢いで誤魔化しているところが多分にありますが、それがバラードとなるとそもそも誤魔化しようがないため、非常にアラが目立つことになります。自分でもそれが分かっているから、精神的に余裕がなくなって、歌えば歌うほどドッと疲れるわけですな。
 結局、この弱点を解消するには、1曲1曲丹念に歌いこむしかないでしょう。そういう意味では「よみがえれ歩き出せ」なんかは非常に大きな収穫だったと思います。みっちり仕込めば、やはりそれは出来に如実に反映されますねえ。逆に不十分だと「黄身なしでは」のような悲惨な結果になるし…。ということで、次回はもっともっと徹底的に仕込みをやって、一気に弱点克服を図りたいですな。

 兎にも角にも、普段殆ど歌わないような佐々木曲をとことんやれるこの佐々木道場は、私にとって実に貴重なイベントです。そして、私やCHABOさん以外にもきっとそういう人はいると思います。そういう人には、是非2年後の第3回に参加して欲しいですな。そしてお互い切磋琢磨し、佐々木道を究めて行きましょう。

 君たち!佐々木道場で僕と握手!(笑)
 

From CHABOさん __________________________

佐々木道場から3ヶ月〜

 新年を佐々木道場で迎えて、気付けば新年度を迎え桜も散って…そんな次期に差し掛かっている訳なんですが…道場を振り返って一筆。
 といってもまぁ、全ては『ギブ敵手』、これに尽きるかと思うんですが、実はあれから一度も好敵手を歌っていない(笑)上に、あの頃どこにどんな注意を払って歌ったか?なんて事も忘れかけているのが実状…ですけど、あの好敵手を繰り返し歌っている光景は、瞼に、耳にクッキリ焼き付いています。
 歌手縛り、ジャンル縛りなら普通のカラオケ好きならあるでしょう(<本当か?)、しかし1曲だけを延々繰り返し、というのはナカナカ経験できるものではありませんし、しかも今回で二度目(笑)。似た経験がなければ想像すら出来ず(笑)。
 その後続くはささき曲充実のオン・パレード、「好敵手」同士によるささき曲の応酬、そしてその歌を通しての交流と、氏の過去の膨大な業績があってこそこういった企画も成り立つという、改めて氏への尊敬の念を抱く訳でして。

 今年は何故か?新曲ありコンサートあり配信も盛り沢山、と幸先の良いスタート、肖ってこちらも、次回の道場もまた無事参加できるよう、歌を重ねていければ…そう思います。

 以上、道場門下生CHABOでした。

 

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