特集2:集中レビュー/戦隊主題歌 [前編]

戦隊ヒーローシリーズ〜其の壱
秘密戦隊ゴレンジャーから始まった一連のシリーズのOP・EDをまとめて紹介したい。
ただし今回は光戦隊マスクマンまでとする。
何故ならそれ以降の曲はCD購入という原因で知った曲であるため、 今ここで熱く語るほどのものをまだ持っていないのだ。
せっかくの戦隊シリーズなのだから現在あるものまで念頭において比較しながら紹介できればいいのだが…。
従って今回はおれの魂において熱いもののみの紹介となる。
超獣機戦隊ライブマンから後は更なる聞き込み歌い込みを経たのちいつかまた改めてやらせてもらう。
  1. 秘密戦隊ゴレンジャー
  2. ジャッカー電撃隊
  3. バトルフィーバーJ
  4. 電子戦隊デンジマン
  5. 太陽戦隊サンバルカン
  6. 大戦隊ゴーグルV
  7. 科学戦隊ダイナマン
  8. 超電子バイオマン
  9. 電撃戦隊チェンジマン
  10. 超新星フラッシュマン
  11. 光戦隊マスクマン

挿入歌にも傑作の多いこのシリーズだがあえて今回はオープニングとエンディングのみ。 挿入歌も別の機会にどこかで取り上げたい。
それでは行ってみようかな。
おっと、投稿したい人はメールで送ってくれ。ちゃんとページに載せるよ。
掲示板だとそのうち後に行ってしまうからね。
 

 
秘密戦隊ゴレンジャー

進め!ゴレンジャー
作詞:石ノ森章太郎/作曲:渡辺宙明/編曲:渡辺宙明
歌:ささきいさお、堀江美都子、コロムビアゆりかご会

懐かしいなぁゴレンジャー。しかしこの歌は別に懐かしくない。あまり何年も聞かなかったりしなかった曲だ。堀江ミッチも歌ってるので必然的に聞く機会も増えてしまうのだ。この歌でささきいさおとミッチは初顔合わせだと思う。ミッチも今のように作りが入ってないので歌が自然だ。別に作りが悪いとは言わないが初々しい良さがあるのは否定できまい。「ゴッゴーッ!」がいいですね特に。2番は一緒に「ゴーッ、ゴッゴーッ!」ただビブラート掛かりすぎの感もあり。まぁいいんだけどね。サビ部分でささきいさおよりボリュームが絞られてるのが非常に不満である。ミキサー出てこいっ!一方のささきいさおはもうささき節バッチリ。何もいう事はございません。ただただ拳を握り締めて一緒に歌うのみ。「ピンクのほほーの」の「ほほ」の部分が非常に難しい。ひっくり返っているかいないかわかるか、ぐらいでいいだろう。3番の「ピンクのほしーの」の「ほ」も似たような感じだ。コロムビアゆりかご会のコーラスが入るのも王道だ。
歌詞は第三者による応援歌というか正しいテーマソング形式のような内容だな。赤青黄ピンク緑の5色がちゃんと歌詞の3番とも含まれているのが非常に燃える。正しさ倍増。戦隊シリーズでこれを自然に(?)やっているのはこの最初のOPただ一曲のみ。正に最初の一曲として申し分なしの詩である。渡辺宙明先生の曲もバッチリ。アレンジがちょっとチープなのも許す。「渦巻く街に」のあとのギターの上昇するパッセージとかは非常に耳に残る。ドラムとティンパニも自己主張していて良いですな。この一曲で戦隊シリーズの根底にあるスピリットが決定したとも言える。そうやって考えるといろいろな意味で記念碑的な曲かもしれないな。おれ的には燃え燃え一歩手前である。もはや尊敬すべき古典である。

秘密戦隊ゴレンジャー
作詞:八手三郎/作曲:渡辺宙明/編曲:渡辺宙明/歌:ささきいさお、こおろぎ’7

バンバラバンバンバン・・・で同じみのアレである。他にもこおろぎの合いの手は秀逸でこの掛け合いだけで楽しいので歌う場合は一人じゃない方が絶対に納得できる。「アッアーッ!」「ウッウーッ!」「ウーッ!」「ウーワーッワーッ!」「ワーーーーーーー」「エイエエイオーッ!」以上。ささきの歌唱も「こーのぉいのぉちぃ〜、ィい〜のぉちぃ〜」とコブシきかせまくりの気合い。これを再現せずに歌うなかれ。
全曲通してリズミカル。ささきの拳唱法と合わせれば身体が自然に揺れるのが人間ってものだ。エイエエイオーの後のギターはOPの前述部分と酷似しているがこちらは下降パッセージ。にくいねコノコノッ。
歌詞はヒーローゴレンジャー自ら歌う式。「死ぬも生きるもこの命、命」あ、あ、熱いぜーっ!そして「勝つもひととき」はなお熱いものがある。不断の努力をもて問題解決にあたるべし、である。冒頭の「誰がつけたかおれたちは」ってのもツカミばっりちでいいのではないでしょうか。
あの替え歌で人気とりをしたお笑い芸人は嫌いじゃないけど、この件についてだけは許せん。腹立たしいのでその替えた部分の引用はしない。ああムカつく。

ジャッカー電撃隊

ジャッカー電撃隊
作詞:石ノ森章太郎/作曲:渡辺宙明/編曲:渡辺宙明/歌:ささきいさお、こおろぎ’73

ゴレンジャーも個性的だったがこっちはもっと衝撃的なデザインだったな。顔がトランプのマークなんだからなぁ。それでもマンガにしやすくてよく学校でノートに書いていたものだ。歌としてはゴレンジャーよりも好きだ。何が好きかは以下から推察してくれ。
冒頭ブラス後パーカスのリズムに続いてこおろぎの一人による囁きに似た掛け声から入るのは当時印象的だった。そして本命ささきの歌唱もささき節バリバリで非常に再現性の難しい歌い方をしている。それがまたかっこいいのだ。「つっこめつっこめつっこめつっこめヘイ!」はクレッシェンドしつつだんだんワイルドに。その後も「もぉえぇるぅとぅおしっとーぉっ、かぁなあぁしみぃ〜はぁ〜」とおよそ表記できない歌い方が続く。区切り区切りで歌い捨てる(?)ような&語尾はふっと軽く投げ出されるような、と表現しようか。「4人のサイボーグ」のこおろぎハモリはピッチが狂うと相当気持ち悪くなるので音感の悪い人は主メロディーをやってくれ。最後は「でんげきたいーーーーーっ!」とこれまた気持ちの良い終わり方。
歌詞はヒーロー自ら歌う式。特ソンでは正にこれが一番多く一番熱いのだよなぁ。OP・EDともにこの形だし、だからジャッカーはその分ゴレンジャーより熱いのではないかと思っているのだが。ストリングスのせいかもしないという気もしているが・・・。

いつか花は咲くだろう
作詞:八手三郎/作曲:渡辺宙明/編曲:渡辺宙明/歌:ささきいさお

あっさりしたイントロながらもこの歌の熱さは静かに燃える魂にある。OPにもましてささき節。もう表記不可能です。 でもやってみる。
「どこぅぉかにぃっ、へいいっわがーぁっ あるならーあぁ、っばぁ〜」「いヨっつのパぅワーあっさいぼぅおっぐぅ〜」「オゥオゥオウ〜われーらー んジャッカー電撃たーーーイっ」うーん少しはニュアンスがわかってもらえるだろうか・・・。これを完璧でなくても良いのでなんとなくそんな感じうんうんっていうぐらいは再現しないと歌う意味がないよなぁ。ささき節をないがしろにする者ささきソングを歌うべからずだな。ジャッカーってトランプの種類のほかに核・電気・重力・磁力のパワーを持っていたんだよなぁそうそう。そしてミクロマンのように四肢が間接で稼動するおもちゃがあってそれで遊びながら歌ってたなぁ。それは主にOPだった気もするけど今思い出したんだからしょうがないんだよな。
歌詞はOPで言った通りヒーロー自ら式だが、ひたすら鼓舞するOPと違い、ヒーロー道を儚みながらも戦いに生きる運命を決意とともに歌い上げる内容なのでより熱い。そしてそれが淡々としたアレンジとメロディーで歌われるのでその内側の燃焼度が物凄いものになるのだ。あー思いっきり歌いてぇよ。

バトルフィーバーJ

バトルフィーバーJ
作詞:山川啓介/作曲:渡辺宙明/編曲:渡辺宙明/歌:MoJo、コロムビアゆりかご会、フィーリングフリー

よく知られている事ではないかと思うが、このイントロはスパイダーマンのイントロとすりかえてもおそらくわかるまい。特に出だしが似ている。「ジャーチャッチャッチャチャラッ」と「ジャーチャチャーチャチャラッ」なので表記するとほとんど同じだ(そんなのは良くあるって)。歌はMojoだ。今なにやってるんだろうMojo。このシリーズではゴーグルVやダイナマンも歌っていてお馴染みだが、他に代表曲ってあったか?「ちきゅうがっ、ひめへぇーほあげてへるぜへー」と完全に和田アキ子入ってますハイ。コロムビアゆりかご会にフィーリングフリーも加わって華やかな雰囲気を演出している。なんかこのヒーロー達はサーカス団って印象あるからよく似合うな。このバトルフィーバーからヒーローの決めポージングがかっこ良くなったし、バトルコサックがとくに好きだった。巨大ロボットもこれからじゃなかったかな。ジャッカーはビッグワンでアオレンジャーが出てきてビックリしたけど・・・って何か違う話になってるぞ。
掛け声は役者さん本人だろうか?他はともかくどうして日本だけ「オーッ」なんだ?ちゃんと「はい」って言えよ。とにかく外国語の勉強にもなってありがたいぞ。ディンパニの音をスライドさせる効果もめちゃめちゃ決まってる。カッコイイ曲なのだ。歌詞はヒーロー自ら式でこれは「みんな」に呼びかけている内容。しかし一般人が同じようにやろうとしてもどうせ無理なので勝手なもんだと思ってしまう。こういう内容なら逆に「みんな」がヒーローを応援しながら自分たちもがんばろう式の詩の方が納得しやすいんだけど、まぁ番組のメッセージが直接反映されているのは前者の方式なのでそれはまぁそれでいいのだけどね。2番の「心をつなごう」だったら全然問題なしだ。しかしMojo何故に和田アキ子するんだ?

勇者が行く
作詞:八手三郎/作曲:渡辺宙明/編曲:渡辺宙明/歌:MoJo

西条秀樹でも歌い出すのではないかと思わせるイントロである。傷だらけのローラとサンタマリアの祈りを足して2で割ったような感じだな。
「走れ地獄の」以下は上と下のどっちが主メロディーなのだろう?おれは一応昔は完全に上で歌ってたのだが最近改めてCDで聞くようになって、これは実は下が正しいのかなと思い始めている。VOCALのボリュームがそっちの方が大きいような気がするからだ。うーんおれのこの10数年間をどうしてくれるんだーっ。別にいいのだ。しかしこれはハモる相手がいるのといないのとでは全く違うな。もちろんいた方がいいに決まっている。カラオケでない方がなおいい。アカペラでやってて「ワオッ!」はなかなか勇気が必要だが・・・。「おれぇへもほまへもほまへもほれもぉっ」って何だかわかんなくなるぞ?止めた方がいいのに和田アキ子は・・・。
歌詞はヒーローを称える式だが、「おれ」はともかく「おまえ」って言っちゃうところがリアリティに欠けるな。ヒーローにお前なんて言えるか?それともこれのサビ部分はヒーローが歌ってるのか?いやそれはないな。そうするとヒーローの上司か?歌に酔ってしまうとこの辺気がつかないけど歌詞だけじーっと見てると疑問が湧いてくる。まぁまぁいいじゃないか。うんいいのだ。スクラム組むのだ。

電子戦隊デンジマン

ああ電子戦隊デンジマン
作詞:小池一夫/作曲:渡辺宙明/編曲:渡辺宙明/歌:成田賢

ついに出ましたデンジマン。これはこのOPのイントロからして非常にインパクトがあった。TVの映像も負けずにインパクトがあった。クレジットにはコーラスの記載がないのでわからないがこの人達こおろぎじゃないよなぁ。誰なんだろう。しかし成田賢。サイボーグ009(新)も強烈だったけどこれもすごいよなぁ。もっといっぱい歌って欲しかったなぁ成田賢。「だれっかっがったすけを、もっとっめってるー」非常に歯切れ良く、しかも細めながらよく伸びる声。「デーンジマ”ああああああああああんっ」が何より良い。このフレーズは「テッカマアアアアアアアン」と同様の使い方でハナモゲラテープ作成に大活躍したものだ。え?何の事だかわからないって?一般の人には違う呼ばれ方してたなぁ、何ていったっけ?とにかくいろんなアニソン特ソンをぶったぎりにしておもしろおかしく編集したテープの事だ。もちろん違法行為なのだろうが面白ければいいのだ。おれは軽犯罪の一つも起こさない聖人君子ではないのだ。誰に迷惑かけてる訳でなし。放っといてよフン。すまんS。作ったのはキミだったな・・・。
歌詞はヒーロー賛歌式。誰がというのはまぁそろそろ飽きられるので突っ込まないでおくとして、「戦いの海は牙で漕げ」「悲しみの海は愛で漕げ」は名フレーズだ。「漕げ、こげ」との繰り返しも寄せては返す波の如くで全く合致。「頭にきらめく電磁メカ」ではキカイダー01を連想するがあまりにも脱線しすぎるのは嫌われるのでこの辺でやめておこう。
何かちゃんと訴えられなかったけど大好きなんだよOP・EDともに。わかってくれよおおおおおおおおっ。曲の感じもそれまでとちょっと変わっていて今でも古くないと思うし(ギターパートはさすがに古いか?)ブラスをたっぷり吹奏させてるのも嬉しいんだよぉっ。

デンジマンにまかせろ!
作詞:小池一夫/作曲:渡辺宙明/編曲:渡辺宙明/歌:成田賢

戦隊シリーズにおける名曲を挙げよと言われればこの曲はまず間違いなく漏れる事はないはずだ。トランペットがタリラリラーとやった後でトロンボーンがボゥワッワッワーワーでストリングスがヤッティットゥイーの合いの手を入れそれを繰り返してからストリングスが更に刻み続けたのちドラムが叩き下りてボンボンボンディロリーヨッとこれはシンセか?もうどこをとってもハートにガッチリくるアレンジだぜ。これだけでも燃え燃えなのに成田賢が「ふりむくなっふりむくなっふりむくなぁっ!」と畳み掛けるのだからもう答えられません。デンジマンが横にひろがって歩くのを前と後ろから交互のカットで見せる映像(たしかそうだったよな?)も見事で、当時友達数人でこれを真似して横に広がって歩きながらおれが歌うという事をよくやったものだ。いやぁん思い出して気持ち良くなってきた。無性に楽しかったなただそれだけの事が。
歌詞はヒーローが一般市民にメッセージ(警告)を送るという内容。なかなか個性的な詩。「どうするどうする」の部分はマッハバロンをやはり意識してしまうのだが・・・。「まかせるんだおれたちに」でやっぱりヒーローソングだぜって感じでまとめられてるのがさすが。これはひとりでも充分満足して歌えるのでおすすめです。ちょっとゆっくり大股気味で歩きながら口ずさむと尚気分が出るのでお試しを。

太陽戦隊サンバルカン

太陽戦隊サンバルカン
作詞:山川啓介/作曲:渡辺宙明/編曲:渡辺宙明/歌:串田アキラ、こおろぎ’73

再び戦隊ものらしい曲調で「っうーーっ!」で始まる。今度は串田アキラだ。宇宙刑事だ。作詞も山川啓介さんだしもう完璧。サンバルカン=サンバ?でもないだろうけどパーカスで珍しい音が聞こえる。穿ちすぎだなおれも。それにしても串田アキラのVOCALって本当にヒーローソングを歌うためにあるような歌声だね。もう素晴らしい言う事ナスです。水木一郎やささきいさおももちろんいいんだけど串田アキラは二人に比べて素軽さ・明るさ・爽やかさが根本的に流れているようなイメージ。もちろんバラードなんかもいけるんだけどそれは対比して更によく感じるのであって、この本質がわかるような曲がないと魅力も薄れるような気がする。熱さが温度よりも光量彩度で感じられるといえばいいだろうか。汗臭くないといえばいいのだろうか。汗臭いのも好きだけど。熱帯雨林ではなくサバンナの暑さ・・・っておれはさっきから何を言ってるんだいったい?
歌詞はヒーロー賛歌式。自ら歌う式ではないと思うんだけど。「おれたちの魂も」って言ってるから。「も」って事は「イーグル、シャーク、パンサー」の他にって事だと思うからさ。しかしそれにしても前半の詩は特ソンにはもったいないぐらいの、いやもとい特ソンにもっともふさわしいと言って良い最上級の内容ではないかあるある。「イーグル、シャーク、パンサー」と最後の「太陽戦隊サンバルカン」のフレーズがなければ万人の鑑賞に耐えうるメッセージソング足り得るのではないだろうか。少なくともにしきのあきらのヒット曲よりは説得力もメッセージも格段に優れていると思うのだが。
間奏で串田アキラのシャウトが聞けるのも嬉しい。音楽としての完成度も非常に高い曲ではないだろうかと思いつつ口ずさむ夕焼け。

Follow The Sun、Catch The Sun!

若さはプラズマ
作詞:山川啓介/作曲:渡辺宙明/編曲:渡辺宙明/歌:串田アキラ、こおろぎ’73

「ウーッ」「アーッ」と始まるがOPとはうって変わって非常にポップに仕上がった楽しい歌だ。ヒーローの人数が3人とこれまでで一番少ないので曲作りも楽なのではないかと思う。そして決めポーズはここで一つの完成を見た思いがしたな。特にバルパンサーはめちゃめちゃカッコ良かった。うーんもう一回見たいけどビデオ借りるの恥ずかしいな。それ以前に今ビデオ壊れてるんだけどさ・・・。
「プーラズマッ、プーラズマッ」楽しいな。そして歌詞はもっと楽しい。ヒーロー賛歌式応援ソングながらもメッセージ色も強いので楽しいだけでなく元気が出る。特に2番はそう思うな。ただし、「とけあった若さはプラズマ」って表現はちょいと詩自体若くなくて気が抜けるけど。「1・2・1・2・3」の串田シャウトが再び聞けます。でもでもこんなに誉めておいて実はおれは「1たす2たすサンバルカン」の方が好きだったりする。この裏切り者ーっ!だってそうなんだもん。

大戦隊ゴーグルV

大戦隊ゴーグルV
作詞:小池一夫/作曲:渡辺宙明/編曲:渡辺宙明/歌:MoJo、こおろぎ’73、ザ・チャープス

実はここからは番組は見ていないんだよな。だから歌のみ。それでも充分なのだけど。
また出ましたMojo。和田度はさすがにちょっとは低くなってる。誰か指摘したのか自発的な変更なのかはわからない。「ゴーグルッ、ゴーッ!」のシャウトはかっこよく決まってるのに、「めざめひょーわあーかはきしぃしぃたあちひよおー」ってまた和田化してどうする・・・。ま表記にするとさすがにバトルフィーバーほどにはしっくりこないけどだいたいそんな感じで歌ってもわかんないよきっと。また5人に戻ったので色で呼んでいる歌詞が入るがまぁ定番といえば定番マンネリといえばマンネリ。歌はそれぞれ特徴あるからいいさ。それをいったらタイムボカンシリーズはどうなるって事にも発展してしまうのでやめておこう。
間奏のダイダダイダイヤダイヤッ、ダイダダイダダダーイッ、ダイダダイダイダダイヤッ、ダイダイダイヤダダーイッ(全部書いちゃったよ)はいいね。こういう掛け声系は好きである。あ、歌詞はですね、正しいヒーロー賛歌式ですね。ひたすら鼓舞しておりますっ。

ストップ・ザ・バトル
作詞:小池一夫/作曲:渡辺宙明/編曲:渡辺宙明/歌:MoJo、こおろぎ’73、ザ・チャープス

実はOPよりこっちのEDの方がいい。なぜって歌っててこっちの方が良い気分だからだ。「オォォォォォォストップッ!ッザァバーァァァァァトルゥッ!!」素晴らしいシャウト。「やつらは氷だ砂漠の砂だ」素晴らしい比喩。「スクランブルゥーだっ、はーっしんだはーっ」やっぱり和田混じり。
気持ち良いです。歌詞はヒーロー応援式でこでも鼓舞しまくってます。いいでやぁ。おっと訛った失礼。
冒頭の「ゴーグルゴーッ!」の男のあとの「ごーぐるごー」の女の声がまた気合いが入ってなくていいんだよなぁ。ザ・チャープスやってくれます。実名入りでクレジットだして欲しかったねこの女性は。こおろぎも「がおうぅぐる がおうぅぐる」なんておかしな発音で歌ってるし。あれなんだか変なオチだな。ま、いいか。

科学戦隊ダイナマン

科学戦隊ダイナマン
作詞:小池一夫/作曲:京建輔/編曲:京建輔/歌:MoJo、こおろぎ’73

ダイナマンッ!!ツッツッチャララー、ツッツッチャララー、チャッチャーチャチャーラ、ヤティタティーラリーヤティタティーレリラリーっと始まるこの曲。もうあの頃は何かと言うとする「ダイナマンッ!ツッツッチャララー〜」でごまかしていたな。全く突然歌い出して笑うというのもあったな。これを二人でじっと息を潜めて突然歌い出すのを一切の合図なしに全く同時に出来るかというのをやってたような気がする。懐かしいな。もうこの頃になるとMojoの歌を和田的とは思わなくなっていった。だんだんオリジナルっぽくこなれてきたからかもしれない。「ダイダイダイダイだいばくはつうだはーっ」「きょー、おーのーゆうきおほー」「ぼっくうらにひぃ、おーしいえるうー、そおのホためへんにひぃ〜」もう気になりません、Mojoはこうやって歌うのだから。おれもだんだん出来るようになってきたしねうんうん。
ヒーロー賛歌式の歌詞。ダイの繰り返しがエネルギーを生み出して曲を熱いものにしている。Mojoがオリジナリティーを確立した曲としておれの記憶には残っている。まぁ他の人には多いに異論があるかもしれないが。

夢をかなえてダイナマン
作詞:小池一夫/作曲:京建輔/編曲:京建輔/歌:MoJo、こおろぎ’73

Mojo節全開。推進力のあるメロディーに乗って熱く歌おう。「ゆんめぇんみてえるふぅ〜っ!」が一番熱いところではないかな。
そうそうOPで言い忘れたけどこのダイナマンから渡辺宙明先生ではなくなっている。それはそれで非常に残念だが、ある意味いいきっかけではなかったろうか。実際渡辺宙明先生降板後にもクオリティを落とさない名曲が生まれている。番組毎の主題歌の個性という点では良い方向に作用した作品も多かったのではないか?作品作品における意気込みは確実にあがったのではないかと思える。同じ事をタイムボカンシリーズでも試みたようだがこちらは大失敗に終わっている。山本御大の個性というものがそれほどまでにシリーズそのものにハマっていた証であろう。
またズレた。これもヒーロー賛歌式。「いつか花は咲くだろう」の魂にちょっとだけ繋がっている内容ではないだろうか。勝手にそう思っている。

超電子バイオマン

超電子バイオマン
作詞:康珍化/作曲:加瀬邦彦/編曲:矢野立美/歌:宮内タカユキ

・・・・・・・・遂に来ましたこの歌の番が。OPとしてはおそらくシリーズ上最高と思われるこの歌。上記4人とその他関係者の魂が見事に昇華された形で作品化されたまさに究極理想のヒーローソング。はっきり言ってこのジャンルでは超メジャーとはいいがたい(いやそれでも充分メジャーか?)顔ぶれ。しかしこのパワー溢れるVOCAL強力なメッセージ熱いメロディー心に響くアレンジは文句なしに超一級である。おれが持っているCOCC-12990→1のライナーノーツには鈴木武幸という東映テレビ部プロデューサーの言葉が寄せられていて、これを読んで更に心熱くなった。この歌が出来るまでのエピソードがそこにはあった。ヒーローもの初挑戦の加瀬邦彦を口説くまで、そして康珍化の詩が大きな地球の写真の上に書かれてきた事など制作陣の思いの結晶といえる作品の誕生秘話に熱くならずにいられようか。
ます雄大なストリングスの旋律がブラスとともに奏でられた後ギターの経過句を挟んで宮内タカユキのまっすぐで力強いVOCALが「君の心にしるしはあるか?」と熱いメッセージを投げかけてくるこの導入部分だけでヤラレタって感じ。Aメロでかなり熱くなった場合Bメロはちょっとクールダウンしなければならない。「おそれていてはダメだと」からは落ち着いた安定感のあるリズムとコード進行で自ら内に言い聞かせるモードに入る。そして一転「バッとバイオ、クラッシュ・アウトッ!」で擬音入りシャウト系メロに突入。実際に2コーラス目の「クラッシュ・アタックッ!」は完全にシャウトしている。最後はヒーロー名を高らかに謳いあげる王道でもって締めるという内容。ヒーロー応援式でありながらも作品のメッセージがかなり強く押し出された歌詞はやはり確かなメッセージソングであると言えるのではないか。
宮内タカユキはそういうメッセージ色の強い歌で真価を発揮するVOCALだ。おれ的には非常に真似しにくい歌い方というか声質のため再現性が低くなるのが悔しくてたまらないのだが、それでもあのダイレクトにハートに訴える歌唱の魅力には逆らえない。相当好きな歌手と言える。嗚呼、リピートで聞いていると時を忘れてしまうなぁ・・・。

バイオミック・ソルジャー
作詞:康珍化/作曲:加瀬邦彦/編曲:矢野立美/歌:宮内タカユキ

あのブ厚いOPからどうしてこんなポップなEDが・・・と思う人もいるかもしれないが、シリーズEDにおけるTOP4に堂々入る名曲だ。クレジットにはないが児童合唱と女性コーラスが入っている。何と言うグループなのだろうか。気になる。「ビーアイオーエームアイシー」に続く「バイオミック」の直後の児童合唱の合いの手はいったい何と言ってるのだろうか?これはもう何度そこだけ繰り返してもいくらヘッドフォンにボリューム上げてもわからない。もやもやもやもや。誰か教えてくれぇぇぇぇっ!「やだっ!」じゃないよなぁ・・・。悲しいであるよ。(GETUP!という説もある)
歌詞が素晴らしい。にっこり微笑んで危険の中に駆けて行く姿がまさしく心の目に浮かぶではないか。命より大切なものがあるからさっていう理由がまた泣かす。それは愛する地球を守るという使命だ。命を投げ出してまで使命を全うするというと違った聞こえ方をするかもしれないが、ようは愛するもののために惜しむ事無き努力をするという精神を謳っているのだ。2番ではちょいとペシミスティックがかった表現になるが、これもまた更に泣かすぜ。ところで「光るミラー」とはどこのミラーなのだろうか。疑問である。しかしここでは何のミラーかという事が問題なのではない。ミラーの向こう側という位置関係が重要であって、決して誰かに面と向かってそんな悲劇の主人公めいた自己憐憫の言葉を吐いたわけではないという事のだ。「それでいい」とつぶやいたのは光るミラーの向こう側であり立ち去り際さりげなく誰にともなく「つぶやいた」のであろう。それはある意味孤独さを漂わすがそれを中和するように続くフレーズでは「君も一緒に戦おう」となるのだから手が込んでいる。
バイオマンは他の挿入歌も非常に優れているので是非今度紹介させてもたいたい。何より歌いやすいのは言葉のアクセントとメロディーが全く自然に噛み合っている事が大きいのではないかと思っている。歌におけるもっとも重要な要素を満たしているのだ。
全然関係ないが一応この歌の替え歌も存在する。

電撃戦隊チェンジマン

電撃戦隊チェンジマン
作詞:さがらよしあき/作曲:大野克夫/編曲:矢野立美/歌:KAGE

VOCALはKAGEだ。ヒーローソングを歌うのに照れがあったといわれる頃の影山ヒロノブである。だからKAGEなのか?
歌詞はヒーロー自ら式。あんまり思い入れないな。すまん。まぁ普通におれたちは〜チックである。「OH チェンジチェンジチェンジ」でシャウトが入る感じになっているのはいいね。リズム系がスターダストボーイズに似てるな。お?もう書く事がなくなってしまった。編曲矢野立美はバイオマンと同じだがやはり他のスタッフが変わるとこんなに変わるという事なのだろう。まぁ同じようなのを作ってもしょうがないのだろうけど。

NEVER STOPチェンジマン
作詞:さがらよしあき/作曲:大野克夫/編曲:矢野立美/歌:KAGE

OPでは大変失礼した。こちはまともにやる。何故ならこのEDはバイオマンでちょっと出たTOP4にランクインするからだ。これはこの作品がどうこうというよりこれに纏わる記憶といか思い出によるもの、あるいは自主編集テープの曲順によるものと言えるかもしれないが、基本的に曲そのものに魅力がなければどうしようもないのであってそういう意味ではこの歌の魅力は素晴らしい。
OPのようにやってみせるよりもこういう感じの曲の方がいいのだよKAGE。そして歌詞も自ら歌うヒーロー賛歌式でありながら自己描写がそのままメッセージとなるあたりはグンとくるものがある。「行く手を阻めば火傷じゃ済まない」「俺たちハートで動いているのさ」などのフレーズはカッコ良さ抜群。当時何かを書く時にこの表現は多用した気がする。Aメロ冒頭のフレーズも「ぜ」止めの自己肯定連発で非常にポジティヴ。歌っていて元気が出る。
何よりこの歌の評価を決定的にしたのはサビの部分から入るハモリだ。KAGE自身の重ね録りと思われるがこれを屋外しかも自然の中の身も心も開放的になるような場所でハモれば正にNever Stop。ちなみにおれの場合は海だったね。砂浜で夕陽落ちむとする海に向かって友人Sとハモったこの曲は青春の忘れ得ぬ思い出のワンシーンである。この時は確かTOP4のうち3曲を歌ったな。
傷みを超えてえどっこっまぁでもおぉーーーっ!

超新星フラッシュマン

超新星フラッシュマン
作詞:園部和範/作曲:タケカワユキヒデ/編曲:奥慶一/歌:北原拓

いかん遂にフラッシュマンの番になってしまった。チェンジマンよりも思い入れないからなぁ。まいった困った。
タケカワユキヒデもうちょっと気合い入れてやればもっといい曲書けるんじゃないの?確か挿入歌になかなか好きな曲があったんだけどちょっと曲名出てこないな。フラッシュキングの歌だよ。曲名は違うかもしれんけど。あれはタケカワじゃないな。とにかく歌詞も「クラッシュクラッシュ」とか「フラッシュフラッシュ」連呼だけじゃ芸がないよ。ヒーロー自ら式のように思うがグっとくる部分がない。これでVOCALがもうちょっと知れた人とか少なくとももっと熱く個性的に歌ってくれればいいんだけどこの北原って人はいかんね。面白味がないもん。さらばじゃ。

ファイティングポーズ、フラッシュマン
作詞:及川恒平/作曲:タケカワユキヒデ/編曲:奥慶一/歌:北原拓

OPと違い一部VOCALにエフェクトがかかっていると思うのだが・・・。「とっさの時にファイティングポーズ」出だしのフレーズは面白い。しかしポーズだけとっていいのか?「一発で決める俺たちさ」って続くのでなんか笑えてしまう。しかしその後の展開が平凡で魅力に乏しい。「ゆけフラッシュ」は「You can Flash」の方がかっこいいと思うが・・・そう聞こえなくもないし。4回もこの調子で繰り返すなんてダレるだけじゃんか。最後の「ちょーしんせいふらっしゅまんっ!」もカッコいいとは言い難いメロディーだ。嫌いじゃないけど。しっかりしろよタケカワ。でもこの曲そういう要求をすべて捨てて心を無にして聞くとなかなか面白いよ。あんまり歌いたくはないけど。どうしても最初のAメロと最後の1節以外は気持ちが入らないんだからしょうがない。ごめんな。
「ハートは火花さフラッシュマン」ならOKだったんだけどね。

光戦隊マスクマン

光戦隊マスクマン
作詞:売野雅勇/作曲:井上大輔/編曲:藤田大土/歌:影山ヒロノブ

最後はマスクマン。何故CDのようにこの前で止めないか(そこまでが1枚目)というとCDレヴューじゃないからだ。それにマスクマンまではおれの体験の一部として刻まれているし。番組は知らない。では何を体験したか?
マスクマンはおれがサークル活動をやっていた大学2年頃に放映されていた。その時接していた子供達にとって旬の番組であり、ちょうどその頃この曲を憶えたおれは彼ら彼女らと一緒によく歌ったのだ。○と○ちゃんやり○う○なんかとね。みんな元気かな。まぁそんな記憶もあって一層心に残っているのだが、そんなものがなくても充分素晴らしい。
作詞に売野雅勇を起用し作曲井上大輔も伊達ではない。そうして吹っ切れたVOCALを迎えてパワー満点の音楽集。もちろん挿入歌にも秀作が多い。
この歌。歌詞がちょっと神秘主義入ってるのであまり真面目に聞くと抵抗示す人もいるかもしれないがまあこのジャンルのファンなら問題なかろう。実際他の作品のOPの雰囲気とは違った魅力を放っている。内容はヒーロー賛歌。賛美と言っても良い。このちょっと妖しい詩にKAGEいや影山ヒロノブを起用したのは大正解。熱いVOCALがこの妖しさをヘンな方向にいかないように制御している。「あっ、あっ!」「気っ、気っ!」などは息を大量に吐き出しながら歌わねばならない。
最後にアレンジの藤田大土。トランペットの扱い、よくぞここまでやってくれましたもう感激。EDはもっと凄いけどさ。とにかくここに熱く感謝する。

愛のソルジャー
作詞:売野雅勇/作曲:井上大輔/編曲:藤田大土/歌:影山ヒロノブ

もうこの曲については語る言葉をもたないといって終わってしまいたい・・・。が、そうも行かないので努力。何を隠そうシリーズED中ではBEST1をこの曲に捧げても本当に「何も惜しくはない」のだ。完全なる人間賛歌がここにあると言わせてもらう。タイトル「愛のソルジャー」を借りて「愛のセツラー」を目指した時代もあった・・・懐かしい。この歌の精神をそのまま実生活に取り入れようとした。失敗したけどさ。
これも海に向かって歌った歌だ。ハモリは素晴らしい。VOCALは完全に自信を持ってこの歌のメッセージを訴えている。熱い。歌えば尚そうだし歌わなくてもこうして聞いているだけで熱い。ハートが、瞳が熱いんだよぉぉぉぉぉぉっ!!間奏のトランペットのバロック風のメロディーが本当に泣かす。チェンバロっぽい音も入ってるし。イントロだってさりげなく始めておいて徐々に盛り上げて歌に入るあたりなんかは最高。この4人のタッグはバイオマンのそれに勝るとも劣らぬ!万歳っ!!
2コーラスAメロの歌詞「信じてごらん人は誰でも優しさだけで生きれると」を聞いてくれ。これは今現実の社会では有り得ない。優しさだけで世間が渡れるほど甘くはないのだ。特に資本主義社会は強者が弱者をいかに潰すかの競争だ。そんな中で優秀な一員として機能するには「いかに優しくないか」こそが重要とされる。「優しさ」を建前にすることはあるかもしれないが、その裏には計算された個人や組織の私利私欲がちゃんとあるのだ。しかし本当にそれでいいのか。人間が生きていく幸せは本当にそんなモノの先に存在するのか。発展を極めその過剰なる繁栄の後に腐敗と衰退を迎えつつある日本社会・日本人に対する強烈なメッセージであると考える。この歌を歌ったであろう子供達が違う明日を目指してくれる事を切に願う。もちろんおれだってそのために一生歩き続けるんだ。
君と出逢えてよかった。

by 賀茂 慶 98/06/12

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