| 今週の歌 FILE.101 |
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明日のナージャ |
| 紹介曲一覧 |
- ナージャ!!
- けせら せら
- etoile−星−
- etoile−星− (ナージャバージョン)
- ダンデライオンのテーマ
- 夜の雨
- 飛べない天使
- アデュー巴里
- ♪傘
推薦CD
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ナージャ!! |
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作詞・作曲:茅原万起 編曲:大谷幸 歌:本田美奈子
| ■楽曲紹介 |
初めて見た(聴いた)本放送第一話で主題歌が流れた瞬間に「キターッ!!!」と思ったほど、おれ的にツボな曲。アノ本田美奈子が驚異の二重人格声で歌い上げる壮大なオープニング主題歌
。まさに必聴!
前番組だった「おジャ魔女どれみ」とは正反対とも思えるこの曲調。かつての名作劇場路線に近い部分も
匂わせつつも無駄に壮大なスケールでとにかく最高デス!。今年一番の名曲候補に堂々と名乗りを挙げたと言える。
それにしても本田美奈子、クラシックのソプラノチックな曲で修行をしてる(?)ような噂は耳にしていたけど、ここでこんな曲をぶつけてくるか、とちょっと唖然としたのも事実。だって、あまりにイメージが違いすぎる…。あの「1986年のマリリン」や「One
way
Generation」で一世を風靡した(ちょっと言い過ぎ・笑)アイドルが…だよ?おれ自身その2曲がものすごい好きだっただけに、逆にこの歌での本田美奈子は新鮮っつーか意外っつーか拍子抜けっつーか…。いや、でもね、それを意識の外においやって聴けば、ちょとは冷静に鑑賞可能だということも発見(発見ってのはアレだが)。
いきなりサビで入る構成なのだが、ここで「探している〜」への持っていき方がもうケレンミたっぷり。大袈裟なブレスに大袈裟なビブラート。いやぁ参りました。そんでもってAメロに入るとグッとおとなしくファルセット唱法だもんなぁ。それが「夢が叶う日まで」で再びスイッチオン!な変身ぶり。ちょっと笑える(^^;
歌詞も、非常に曲にマッチしているというか、無駄なスケール感を補完しているというか、そこら辺は作詞作曲が同一の手になることからも必然とも言えるのだが、素直にお見事と言いたい。また、旅芸人として世界中を旅する主人公と仲間達というストーリーをしっかり踏まえた番組内容との
シンクロ率。そして何より、作品世界に限定した形ではなく、よりその領域を広げるようなメッセージ性を備えている所が、歌ファンとしては嬉しい限り。まさに曲だけで勝負できる出来。茅原万起さんに素直に拍手、あーんど感謝!!
『真に優れた主題歌は、優れた作品を保証する!』 by 賀茂慶
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| ■歌唱レッスン:ここがポイント! |
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この歌が歌ファンに訴求する「歌いたい欲求」の激しさは計り知れない。即ち、この歌を聴いた上で歌いたい気にならないのであれば歌ファンとは言えないのだ。
そして案の定歌うのは難しかったりする。本田美奈子がさりげなく歌っているように聴こえるAメロなども、実際に歌おうとするとついつい先走ってしまって
リズムが不安定、orオケとズレてしまうという事態に陥りやすい。第一の罠である。
ファルセットが苦手。そんな人にはただそれだけでも難関である。逆に地声で歌うのが苦手な女性もいるだろう。変身スイッチオンが義務付けられているこの曲は、どちらのタイプの人にとっても半分は苦手な部分となりうるのだ。これが第二の罠。
オリジナル主義歌唱を目指す我らが同士にはさらに問題が。それは本田美奈子の舌たらずなニュアンスである。「ナージャ」という言葉がそもそもうまく言えていない。「ナーチャ」の「チャ」が濁っただけのような、そんな感じすらする。であれば「ナーヂャ」というつもりで歌ってみれば良いのかもしれず(苦笑)。言葉の発音は他にも注意を要する部分があるので是非自分で研究して実現してほしい(全部ここに書くのはイヤ)。
また、楽曲紹介の部分でも述べたような大袈裟ブレスや大袈裟ビブラート(これが実は最初からビブではなくて途中まではノンビブであるところが第三の罠)も再現必須となろう。どこまでも高い壁がそびえる「ナージャ!!」ではあるが、だか
らこそ歌うのだ。何故ならそこに歌があるから。
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けせら せら |
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作詞:うえのけいこ 作曲:小杉保夫 編曲:大谷幸 歌:小清水亜美
| ■楽曲紹介 |
最近やたらと仕事してる気がする小杉保夫の作曲。そしていかにも小杉風なリズミカルさと、可愛らしさを兼ね備えたエンディング主題歌。ナージャ役の小清水亜美が歌っている。この歌も発売と同時に早速購入してMTRで宅録したほどのお気に入り。
アレンジのメリハリが効いていて、歌のブロックがよくわかる。何よりリピート聴きして飽きがこないというのがすごい。その点OP主題歌の方はある程度
胃にもたれる系の曲なのでさすがに辛くなってくるのだが…。
歌詞もなんだかよくわからないけど、わからないなりに雰囲気だけは伝わる、みたいな微妙な内容。うえのけいこってこういうの得意なんだっけ?後で紹介する挿入歌も結構微妙だし、あまり深く考えさせない直感的感覚的な詩。響き重視なのかも。
ロンドンどんより…とか、カルメン麺より…とか韻のしりとり遊びみたいなのも、音楽の魅力の助けもあってか、非常にいい感じに聴こえる。2番では西班牙着くまでの次が最初と最後とで違ってるのがGOOD!
また一方では嗅覚を激しく刺激する(イメージの中で、だが)Bメロ部分が異色だったりして、匂いフェチをも満足させる詩となっている...って誰もそんなの狙ってないよな?(^^; だいたい驢馬の背中はまだしも猫の足の裏なんてちょっとむむむだ。何でもくんくんしてしまう幼児性を織り込みかったのだろうか?謎。
ひとことで言うなら、『ワクワク、ドキドキッ!』という歌デス(たぶん)。
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| ■歌唱レッスン:ここがポイント!! |
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小清水亜美ってナージャ!の声優でもあるのだが、まぁほぼナージャで歌ってます。地声からこれっていう可能性もあるが、さすがに少しは作ってるだろ、これ。こうして声を作りながら歌うっていうのはいろんな意味で簡単ではないと思うので、ここで歌唱力を云々するのはやめよう。歌う場合もあまり気にしなくていいかもしれない。せいぜいナージャになった気分で歌ってくれ。
…で終わってしまってはこのコーナーの意味がないので、本気で書く。OPの本田美奈子でも舌たらず加減について言及したが、この小清水君も「ら」とか「り」とかがうまく言えない人らしい。
「ら」行の巻き舌が全部ダメなのかというとそうでもなく、「ら」と「り」があまりうまくなく、中でも「ら」がダントツで下手。「ら」なんて曲のタイトルに2つも入ってるぐらいこの歌で重要な音なのにこんなんでいいのか!?(苦笑)
なんだかそうした気持ちで聴いていると他にも「イ」行の音で気になる音が出てきたりしてなんだか気持ち悪かったり(いや、いいのかもしれないが)。「き」とかね。
とにかく、どう下手かは聴けばわかる。案の定タイトル部分が一番目立つ。まぁ歌う場合にはあまり強調し過ぎてもキチガイっぽくなるので、心持ち意識する程度で良いかも。
それから、言葉を繋げて歌うところと一音一音はっきり発音するところの違いや、抑揚がちょっとヘンなところや、ややわざとらしく表情付けをしているところなど、是非こだわってみたいところも結構ある。曲調の割には結構歌うには難曲なのだ。
ま、安易にメロ憶えただけで歌って喜んでいる素人さんはうちのサイトにはいないと思うので、おれが心配するには及ばないだろう。安心して枕を高くして寝られるというものだ(プレッシャー放出)。
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etoile−星− |
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作詞:袖木美祐 作・編曲:奥慶一 歌:本田美奈子
| ■楽曲紹介 |
| 番組内でナージャが歌う挿入歌。結構何度も流れているので記憶にある人も多いと思われる。
さすがに使用頻度が高いだけあって楽曲としての魅力も充分。子守唄としても、またバラードソングとしてもOK。ボーッと聴いていて
るとほんとに眠ってしまいそうだが…(^^; OP主題歌のCDとカップリングされた本田美奈子バージョン
だがナージャの声優である小清水亜美バージョンもある。
こちらはアニメの挿入歌というより、純粋に本田美奈子のバラードとして聴くという手もある。若干掴みの弱い性格ではあるが。
歌唱ではOP主題歌におけるようなスイッチオン的変身はないが、やはりファルセットと地声をうまく使い分けているのが特徴。
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| ■歌唱レッスン:ここがポイント! |
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直線的な声の伸びではなく、柔らかく拡散するようなイメージで歌うと良い。近くの誰かに歌ってあげる感じで。それで本田美奈子になるかどうかは人それぞれだと思うが(^^;
OP主題歌で気になったようなクセ(?)はあまりこの歌では強調されていないので、素直に歌った方が歌いやすいだろう。音と音の繋ぎ方がまっすぐなのか、あるいはポルタメント気味なのか、などは是非研究してほしいところ。
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etoile−星−(ナージャバージョン) |
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作詞:袖木美祐 作・編曲:奥慶一 歌:小清水亜美
| ■楽曲紹介 |
本田美奈子の歌う同名の歌と一緒。こちらはナージャ役の小清水亜美が歌う「ナージャバージョン」
で、ED主題歌とカップリングされて発売された。どっちがホンモノ(オリジナル)なのだろうか?
MusicBoxCDに収録されているのが本田美奈子バージョンなので、そっちがオリジナルでこっちはサブって感じなんだろうか?
オケも一緒だと思うけど、微妙に楽器の音のバランスとかミックスの段階でいじってる可能性もなきにしもあらず。正直よくわかりません。(T_T)
やはりナージャで歌っていると思っていたら、なんだかちょっと雰囲気違う部分もある。こういうナージャもありなのかもしれないが、小清水君本人的な味わいもあるのかもしれない。ちゃんと聴くなら本田美奈子、BGM的に聴くなら小清水亜美って気もする。ま、好みの問題でせう。
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| ■歌唱レッスン:ここがポイント! |
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ED主題歌での歌唱と比較するとずいぶんクセの抜けた、自然で素直な歌唱に聴こえる。とはいえ、全体の雰囲気的にはあまり生気を感じさせない感じで、表情付けも下手にやらない方がいいと思われる。目指せ一本調子!(マジ)
そうそう、3番の「ふるさとを思う」は小清水君バージョンでは「おもお」であり、本田美奈子は「おもう」なのお間違えなきよう。これ重要。
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ダンデライオンのテーマ |
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作詞:袖木美祐 作・編曲:奥慶一
歌:小清水亜美、木内レイコ、折笠富美子、岸尾大輔、山崎たくみ、京田尚子、一条和矢
| ■REVIEW |
番組内でもよく流れるダンデライオン一座のショーのオープニグ曲。初出の時から期待していたけど、実際フルサイズを聴いてもやっぱり楽しい曲。子供たちにとっては各国の挨拶を覚えるのにも使えるので一石二鳥な感じで一家に一枚(^^;
しかし、アレンジ面での変化もさほどないまま6番まであるので、延々リピート聞きを続けるのには向いていないかもしれない。そんな時には合いの手で入る掛け声に注目して聴くもヨシ。
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夜の雨 |
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作詞:成田良美 作・編曲:奥慶一 歌:山本耕司
| ■REVIEW |
ラファエルとシルヴィの話のあたりは、歌満載でとても興味深く見ていた記憶があるが、その時から既にフルサイズ版を聴くのを楽しみにしていたのだった。
この歌は不思議な魅力のあるミステリアスなメロディーラインと、ラファエルこと山本耕司氏の翳り帯びつつもセクシーな歌声によって第一印象で曲の性格をインプットされてしまうこと間違いなし。短いけれどもいい曲。
このハモリを是非実演で誰かとやってみたいよねぇ。
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飛べない天使 |
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作詞:成田良美 作・編曲:奥慶一 歌:山本耕司、折笠富美子
| ■REVIEW |
こちらはシルヴィこと折笠富美子さんとのデュエット曲。やはり番組内で流れた時からその全貌をCDで聴くのが楽しみだったので、今は感無量っす。それにしてもこの2曲での奥慶一はすごい。異国情緒をもしっかりと表現しきっているもんなぁ。ギターにストリングスのソロ、そしてバンドネオンの響きというアレンジが印象的。
そのかわり、思いっきりメロディーラインは変則的。カッコイイことこの上ないんだけど、本当に難しい。しかもバリバリにハモリってるし。挑戦したくなるよね?(^^;
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アデュー巴里 |
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作詞:うえのけいこ 作曲:前田克樹 編曲:滝沢淑行 歌:折笠富美子
| ■REVIEW |
明るい曲調ながら、別れを歌っているのが面白い。マーチ風かと思いきや、途中でシャンソン風になったりと、これもすごい変則技な曲。フランスっぽいところだけじゃなくイタリアっぽさもあるような気がする。
折笠富美子さんって、歌うまいよね?このナージャソンコレで初めて知った…。不勉強ですまん。
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♪傘 |
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作詞:うえのけいこ 作・編曲:佐橋俊彦 歌:小清水亜美
| ■REVIEW |
これが佐橋俊彦?と一瞬耳を疑ったけど、こういうのもアリなんですねぇ。ま、意外とこういう曲を作るのは実は簡単だったりするのかもしれないけど(そんなことない?)。ただ、メロはちょっと途中苦しいような気が…、煮詰まったんじゃないかと邪推してしまったり。でもどうだろう、ナージャソングの中で押し材料が一番希薄なのはこの歌のような気もする。歌詞もたいしたことないし…、好きな人ごめんよ。
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後記… |
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今週の歌、第2クールをようやく再開したよ。長かったけど、短かったなあ。またこれから忙しくなるのか…。ま、やれるところまで頑張ります。応援よろしく。
ちなみに、この再開一発目はナージャっていうのはもう今年の前半ぐらいから決めていたんだけど、なかなか書けなかったのだ。CD出るまで待ってたってのもあり。ええ。
レビュー形式についてもこんな感じにしよっかなというのをいろいろ悩んでいたのもあって…。いつまでも悩んでてもしょうがないので試しにこういうのでやってみようという決定を下した次第。自分的にはなんか前より書きやすいかも。なんかご意見あったらいつでもどうぞ。次回は...って予告するの、やめとこ(^^;
2003.10.21 賀茂慶 |